使用状況によっては合わないことも
ローソファーが流行っているから購入したけど、いざ使い始めたら合わなかったという人がいます。ローソファーは座面が低いので、横になっているときにうっかりと落ちても怪我をするリスクが低いです。一方で座面の低さゆえに、普通に座るときに座りにくいという人もいます。服装も座りやすさに直結し、厚着をしている状態だと衣服がズレたり、引っ張られて摩擦が生じたりして、不快感を伴うケースもあります。
パジャマ姿でくつろぐような状況ではローソファーが重宝しますが、接待室などに設置するソファーとしては向いていません。設置できる場所が制限され、自宅兼事務所に設置するのも一般的に不向きです。どこに設置するのか、また設置しても違和感が生じないか、などを考慮したうえでローソファーを購入しましょう。
テーブルやテレビの高さと合わないことも
家具や家電は何を選んでもよいわけではありません。多くの人は価格とデザインを重視して選びますが、実は高さも重要なポイントになります。例えば、通常のソファーに合わせてテーブルやテレビを設置していた場合、ローソファーに変えることでテーブルを使いにくくなる、テレビを見るときに目線が高くなる、などのデメリットが生じることがあります。
周りの家具や家電には高さがあるのに、ローソファーだけが低いという状況は見た目にも影響してくるでしょう。部屋全体のレイアウトがアンバランスになり、統一感がなくなる可能性があります。座面が低いことはメリットと捉える人が多いですが、低いからこそのデメリットは意外と多いのです。ローソファーの下を掃除するとき、ソファー自体を移動させたり持ち上げたりする必要性が出てくる問題もあります。